プロテインには3つの種類!用途に合わせた選び方!
トレーニングをはじめたら、やっぱり気になる「プロテイン」
いくら筋トレをしても、筋肉の材料がなければ筋肉は増えようが無いわけで、その材料となるタンパク質、つまりプロテインを摂取することは、効率の良い筋肉の成長には欠かせない事です。
しかし、いざお店にプロテインを見に行ってみると、様々な種類があってどんなものを選べばいいのかわかりませんよね。
プロテインは、大きく分けて3つの種類があり、用途に合わせた選択が重要です。
今回は、プロテインの種類についてご紹介します!
プロテインの3つの種類
プロテインは、大きく分けるとホエイ・カゼイン・ソイの3種類があります。
この3種類の特徴を理解し、自分の用途にあったものを選択しましょう。
ホエイプロテイン
最も一般的な、牛乳由来のプロテインです。
市販のプロテインの7割程度は、このホエイプロテインと言ってもいいでしょう。
「ホエイ」とは、ヨーグルトの上澄みの液体のことで、その液体からタンパク質を抽出して精製したものです。
メリット
・吸収が早い
・タンパク質量が多い
・どこでも売っているの手に入りやすい
デメリット
・比較的価格が高い
主な用途
・トレーニング前の摂取
・トレーニング直後の摂取
・筋肥大トレーニングの効果を高めたい方
カゼインプロテイン
ホエイと同じく牛乳由来のプロテインですが、製法が異なります。
カゼインとは、凝固しやすいタンパク質の事で、チーズなどのように個体となる乳製品の元になるタンパク質です。
胃の中でゼリー状に固まるため、消化吸収に時間がかかるという特徴があります。
メリット
・吸収が遅いため、より長時間に渡って少しずつ栄養を供給し続けられる。満腹感が持続しやすい。
・乳糖不耐症の方でも飲みやすい
デメリット
・吸収が遅いため、トレーニング直後の摂取には向かない
主な用途
・就寝前の摂取
・日常的に小腹がすいた時の摂取
・就寝中の栄養不足を防ぎたい方
・食事量を減らして減量したい方
ソイプロテイン
ホエイ、カゼインとは違い、大豆の植物性タンパク質を由来としたプロテインです。
大豆に多く含まれているイソフラボンは、女性ホルモンの代表格であるエストロゲンと構造が非常に似ているため、女性ホルモンと同じように働くことが出来ます。
メリット
・吸収が遅いため、より長時間に渡って少しずつ栄養を供給し続けられる。満腹感が持続しやすい
・女性ホルモンをサポート出来る
・価格が比較的安い
・乳糖不耐症の方でも飲みやすい
デメリット
・吸収が遅いため、トレーニング直後の摂取には向かない
・牛乳由来に比べてタンパク質が少ない
・溶かすとダマになりやすく飲みにくい。
主な用途
・就寝前の摂取
・日常的に小腹がすいた時の摂取
・就寝中の栄養不足を防ぎたい方
・食事量を減らして減量したい方
・ホルモンバランスが乱れがちな女性
プロテインを上手に活用しよう!
プロテインはその原料と製法によって3つの種類に分けられ、それぞれ用途が異なります。
自分のトレーニングの目的を考えて、用途にあったものを選びましょう。
プロテインは単なるタンパク質のカタマリです。
たまに誤解されているような、怪しい筋肉増強剤ではありません。
いくらトレーニングをしても、材料が無ければ筋肉は増えません。
しっかりとプロテインで栄養を摂取して、効果的なトレーニングを行いましょう!